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鍵交換ローテーション詐欺の実態|隣室の使い回しで満額請求される手口

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賃貸入居時に支払う「鍵交換費」。新品に交換してくれると思って2〜3万円を払ったが、実は前の部屋で使っていたシリンダーを移植されていた——そんな悪質な手口がSNSで内部告発されている。

「ローテーションという錬金術もありまして、101号室で使っていたシリンダーキーを102号室に移植する小技もございます。鍵交換費用(新品とは言ってない)は満額です。ご査収くださいませ。」 — X ユーザー(元不動産業者)

これが「ローテーション詐欺」だ。入居者は新品への交換を信じて費用を払う。しかし実際には前の入居者が使ったシリンダーを横の部屋に付け替えただけで、前の住人も同じ鍵を持ち続けている可能性がある


ローテーション詐欺の具体的な手口

仕組み

  1. A棟101号室の退去時にシリンダーを外す
  2. そのシリンダーを102号室の次の入居者向けに再取り付け
  3. 「鍵交換(新品)」として費用を満額請求
  4. 入居者は確認する術がなく、そのまま支払う

このサイクルを繰り返すことで、不動産業者は実質ほぼコストゼロで鍵交換代を継続的に徴収できる。

なぜ発覚しにくいのか

「みんなもアパートを借りるドサクサで不動産屋さんが押し付けてくる諸費用一覧に”鍵交換代”と書かれた2万円ぐらいの費用を払ったことがあるだろう」 — X ユーザー


費用相場:正規の鍵交換にかかるコスト

本当に新品シリンダーへ交換した場合、部品代と工賃の合計は以下の通り。

シリンダーの種類部品代(目安)工賃合計相場
刻みキー(ギザギザキー)2,000〜5,000円5,000〜8,000円7,000〜13,000円
ディンプルキー(標準)5,000〜15,000円8,000〜15,000円13,000〜30,000円
ピッキング耐性強化型10,000〜25,000円10,000〜15,000円20,000〜40,000円

不動産会社が「鍵交換代2万5千円」として請求する金額は相場内に見えるが、実際に新品部品が使われているかどうかは別の問題だ。


ローテーション詐欺を見破る方法

方法1:立会い確認を要求する

入居前の鍵交換作業に立ち会い、シリンダーの新品袋を開封する場面を目で確認する。「立会いしたい」と事前に伝えるだけで、不正をするつもりだった業者が正規の交換をせざるを得なくなる抑止効果もある。

方法2:シリンダーの「製造ロットシール」を確認する

新品シリンダーには梱包状態を示すシールや製造ロット番号が記載されていることが多い。作業後に「シリンダーの梱包シールを見せてください」と確認するのも有効だ。

方法3:入居時に鍵の状態を写真で記録する

鍵交換後にシリンダー全体とキーの写真を撮っておく。万が一後から問題が発覚した際の証拠になる。

方法4:管理会社・不動産屋に書面で証明を求める

「新品シリンダーへの交換証明書(型番・製造番号記載)を発行してください」と書面で要求する。正規の交換をしていれば発行できるはずで、拒否された場合はそれ自体が不正の証拠になり得る。


被害を受けてしまったときの対処法

消費者ホットライン(188番)に相談

国民生活センターや地域の消費生活センターに繋いでもらえる。「鍵交換代の不正請求の疑い」として相談できる。

支払い前なら断ることが可能

まだ金額にサインしていない、または支払い前であれば断ることができる。「正規交換の証明ができるまで支払いを保留します」と明言する。

クーリングオフの活用

訪問販売的な形態で締結された契約であれば、8日以内に書面でクーリングオフが可能なケースがある。


よくある質問

Q1. 鍵交換ローテーションは違法ですか?

詐欺的行為であり、場合によっては詐欺罪(刑法246条)が適用される可能性があります。「新品交換」と告知して中古品を使用した場合は、消費者契約法に基づく取消し請求の余地もあります。

Q2. すでに払ってしまいましたが返金を求められますか?

支払い後でも、不正の証拠(使い回し品であることの証明)があれば民事的に返金請求できます。消費生活センターへの相談を起点に進めることをおすすめします。

Q3. どこの不動産会社でも行っているのですか?

大多数の業者は正規の交換を行っています。ただし一部の悪質業者がコスト削減目的でこの手口を使うことが業界内でも問題視されています。


まとめ

鍵交換ローテーション詐欺は、賃貸入居者が「新品に交換されている」と信じたまま前の住人のシリンダーを使わされる悪質な手口だ。防犯上のリスクだけでなく、費用の不正徴収でもある。立会い確認の要求、書面での証明請求など、入居前に数分の確認をするだけで被害リスクは大幅に下がる。鍵交換代を請求されたら、必ず「新品であることの証明」を求める習慣をつけておこう。

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